日本ワインと国産ワインの違い

雑記
stevepb / Pixabay

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あるニュースで「日本ワインの評価が上がっているが、国産ワインとは別物である」ことを知った。へえ、何が違うんだろうと調べてみた。

 

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日本ワインとは

まずは日本ワインの定義から。

「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。

日本ワインの基礎知識 | 日本ワイナリー協会
http://www.winery.or.jp/basic/knowledge/

日本生まれ、日本育ちの純粋培養といったところか。

普通に日本産と聞くと、このように国内栽培、国内生産を想像する。

具体的には、北海道、山形、山梨、長野の生産量が多い。

 

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国産ワインとは

国産ワインの明確な定義は存在せず「外国産のワインや濃縮果汁を輸入してブレンドして日本国内で醸造すれば国産ワインを名乗れる」というもののようである。

日本で生されたワイン

ということ。

ブドウを栽培する必要がないので、全国どこでも生産できることになる。

 

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日本ワインと国産ワインは似て非なるもの

といっては日本ワインに失礼なほど、まったくの別物。

適当に輸入した濃縮果汁をビンに詰めただけで国産ワインを名乗ることができる。

これはどう考えても食品表示に関する法律や決まりが悪い。

アサリを海外から輸入して一週間程度海に漬けてからパック詰めして「国産アサリ」を名乗っていたのと同じ匂いを感じる。

地元にも神戸ワインが売っているけれど、神戸のどこにブドウ畑があるのか不思議だったのだが、ラベルを確認したら輸入ワインを使っていることが分かった。

つまり、日本ワインではなく国産ワイン。

輸入物で国産ワインを名乗っていいのでウソをついているわけではないけれど、神戸のイメージを利用しているだけのような気がする。残念なビジネスだ。

 

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あえて国産ワインを飲む理由がない

国産ワインは決して安いわけではない。

もちろん、フランスやイタリアの有名シャトーで作られたワインよりは安いけれど、チリや南アフリカなどのワイン新興国で作られたワインよりも高い、もしくは同程度の値段。

せっかく観光に来たのだから、と手を伸ばしたワインが国産ワインで美味しくない。

短期的には売れるかもしれないが、長期的なリピート顧客を掴むことは難しく、そもそも国内のワインそのものが美味しくないとレッテルを貼られることになる。

なぜ、自らの手で市場を潰そうとするのか理解に苦しむ。

 

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日本ワインのラベル表記が可能に

平成30年(2018年)10月30日から国税庁の基準によって「日本ワイン」をラベル表示できるようになる。

その中で「日本ワイン」を名乗ることができるのは、

「国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒」

表示基準・表示事項解説 | 日本ワイナリー協会
http://www.winery.or.jp/basic/labeling/

のみである。

これで「日本ワイン」を明確に名乗っているもの以外は、海外からの輸入ワインを使っていることが一目瞭然となる。

さらに、任意項目として

・ワインの産地名

・ぶどうの収穫地名

・醸造地名

を表示可能となる。

ここまで表示されれば、きちんとラベルを見ればどのようなワインか分かるようになる。

ただ、根本的な問題は「日本ワイン」と「国産ワイン」の違いがアピールされていないことだろう。

2018年11月からワインショップや酒販店で分かりやすいポップなどが表示されるといいと思う。

 

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