読書「多動力(堀江貴文)」に見るホリエモンの仕事の進め方

Amazon prime readingで無料になっていたのでホリエモンこと堀江貴文の「多動力」を読んだ。

端的にいうと、今までのように一つのことにずっと拘って仕事をするのではなく、様々なことに興味を持って仕事をしてみよう、という感じか。

過去に正しかったやり方が今でも正しいとは限らないし、インターネットの時代になって情報の収集がとても簡単になった。

なので、かつてはその道のプロだけが一子相伝のように引き継いでいた技術も、ある程度オープンになっているので、短時間でスキルを習得可能になった。このことが、まずは様々なことを動いてみる、というチャレンジの仕方を後押ししている。

確かにそうだな、と思う半面、まだまだすべての情報がインターネット上にあるわけでなく、ノイズも増えてきていることから、むしろ書籍やその人しか知らないということもある。

そのためには、基礎教養をしっかり身につけてから、それでも分からない部分はその道のトップランナーにどんどん質問していくという姿勢は、ああ、なるほどな、と思える部分である。

が、普通の人は、その道のトップランナーに接触して情報を得ることが難しい、という側面もある。

そして、電話は自分の時間を取られてしまうので、非同期通信であるメールやメッセージングで良い、という発言。

むしろメールの方がやり取りに時間がかかってしまうケースも存在するのだが、おそらく堀江貴文氏はレスポンスがとても早い上、メールで正確に意図を伝えることが得意なのだろう。

本書の中でも「言いたいことが正確に伝えられない人は相手にしたくない。」というようなニュアンスの表現があったので、メールだけでのコミュニケーションに問題がない相手とだけ付き合っているのが基本なのだろう。

とは言っても、一週間の仕事スケジュール例の中には、定例ミーティングなどが設定されているので、すべての仕事をスマホのメールだけで済ませているのではなく、ノンバーバルコミュニケーションの大切さも理解した上で実施していることがわかる。

この辺りの背景や頭の回転速度を無視して「電話は自分の時間を取られるから嫌だ。」と言っている人は、超速でメールを返信し、かつ、メールだけで正確にコミュニケート取れるほどの器なのだろうか。

私の職場でもそのようなことを言っている若者がいるが、いや、君のコミュニケートはそういうレベルじゃないから。というレベルなのでお察しである。

人生100年時代、副業時代と言われている昨今であるから、様々なことにチャレンジするという方向性は正しいだろう。

その参考になる部分は多いが、あくまで堀江貴文と自分は同じレベルの人間ではないことを知った上で取り入れないと、痛い目にあいそうである。

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