読書:「言葉に出来る」は武器になる(梅田悟司) で思考を整理する

読書(ビジネス書)

「言葉」は難しい。

プレゼン、会議などの仕事から友人同士の他愛のない会話、メールや論文での文字による文章。自分の言いたいことがうまく相手に伝わらないことがある。

部下や同僚から受けた報告の内容が理解できない、自分自身の指示が正確に伝わっておらず誤った行動を取ったことに愕然とすることもある。

日本人同士が母語である日本語を使ってコミュニケーションしているのだから伝わって当たり前、分かり合って当たり前と思いきや、意外とその前提を裏切られることがある。

本書のタイトルを眺めているとき、オフコースの名曲「言葉にできない」が頭に思い浮かんできた。懐かしい。

 

 

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なぜ自分の言っていることが伝わらないのか

自分と相手の語彙力が違うからだ。相手がバカだからだ。

そうやって他人のせいにしてコミュニケーションを諦めるのは簡単である。

それは相手に問題があるのではなく、自分がうまく伝えられていないことに問題があるのではないか。

そう着目して自分自身がきちんと伝えられるようにしよう、というのが本書の狙い。

言葉の意図が相手に伝わらない原因は、本当に自分自身と向き合って「内なる言葉」を理解した上で発信できていないから。

表面的なテクニックを使い、はやり言葉や横文字言葉を使ったり、単純に語彙力を増やして難しい言葉を使ったとしても、かえって中身がない、ちゃんと考えていない、と感じられてしまうのである。

大切なことは頭の中で考えている言葉を整理し、外部に発信すること。

 

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自分自身の内なる言葉を言語化する方法

手順は3ステップ。

  1. 思い浮かんだ言葉を書き出す
  2. 言葉を広げる
  3. 言葉をグループ化する

頭だけで考えていても、すべてを覚えているわけではないため紙に書き出す。

これにより、自分自身が何を考えているのか思考を視覚化できる。頭の中だけでグルグルと同じことを考えてしまう状態を避けられる。

自分が何を考えているのか、そして何を伝えたいのか、思考が整理できた後に向けて発信する。

 

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思考整理の考え方とツール

本書ではコピーライターとしての仕事テクニックも紹介されているが、コピーライターではない人にとっては関係ない部分が多い。

どちらかというと外向けにどのような言葉を使うか、よりも内側に持っている思考や言葉をどう整理するかに着目している。

そういった意味では「ゼロ秒思考」と似ているが、思考整理だけに着目するのであれば「ゼロ秒思考」の方が好きだ。

いずれにしても頭だけで考えずに、手を動かして、自分の思考を書き出す、という点が同じである。

使うツールとしてもA4コピー用紙やペンだけという、安く手に入るものがありがたい。A4コピー用紙を並べるスペースが確保できないなら付箋紙も活用できる。

ペンは気に入ったモノを使えば良いのだろうが、思いついたことを殴り書きするのであれば筆圧が低くても書ける万年筆、ジェルインクペンがあるが、個人的には直液型のVコーン青が発色もよくコスパを踏まえて最強と信じている。

人間、自分自身のこともなかなか理解できない。まずは自分自身が考えていることを理解することから始めるのがよさそうである。

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