【読書感想】ライフシフトLIFE SHIFT 100年人生時代の到来

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Pexels / Pixabay

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100年人生時代の到来

人は100歳まで生きる時代がやってくる。

今までの教育、労働、老後の3フェーズとは違う、新しい生き方を模索すべきである。なぜ生き方を変えなければならないか、それはシンプルにお金が足りないからである。

お金が足りない

かつての人生設計では仕事を引退してから10年程度生きていけるお金を貯めておけば安心だった。が、これからは仕事を引退してから30年以上の老後期間があるのである。

60歳で引退して100歳まで生きるとすると、働いている現役期間と同じだけの期間の老後がある。

仮に引退後の生活資金を現役時代の半分としても、現役時代に所得の25%近くを貯蓄しておかないと足りない計算になる。

現役引退後の貯蓄減少額を抑えるには、現役時代の貯蓄を殖やすか、現役時代そのものを伸ばして少しでも貯蓄が減っていくのを抑えるべきなのである。

新しい働き方の提案

エクスプローラー、インディペンデント、ポートフォリオワーカー、といった新しい働き方のスタイルを模索すべきである。

余暇の過ごし方としてレクレーションではなく、リ・クリエーションを。有形無形の資産を作ることは大切であるが、単に余暇を無為に過ごすのではなく自分自身を再構築(リ・クリエーション)するための時間とすべきである。

 

大誤算だがどうすべきか

1971年生まれの人の例が出ていたが、まさに同じ世代。

ベビーブームで子どもの頃から競争と受験に明け暮れ、「いい大学を出て、いい会社に入れば一生安泰」と教えられ、専業主婦が子育てに良いと信じている最後の世代。

今までの生き方の前提条件が引っ繰り返ってしまうような直面していてもロールモデルがないのでどうしていいか分からない。しかも上の世代も自分達で精一杯で既得権益を譲ろうとしない。

最初から100年も生きることを前提としていれば、仕事の仕方も変わるのだろうが、80歳くらいで死ぬと予想していたので20年も違いがあるではないか。誤算である。それも大誤算のレベル

恨んでいても仕方ない。では、40代になっている状態でどうするのが得策か。

今の会社で給料を上げる。

一番現実的に見えながら一番難しい。なぜなら悲しいことに自分がどういう立場にいるのか理解できているから。

40代頭から管理職になるものが増える中、自分が会社からどういう評価を受けているか、もうある程度分かっている。

管理職にはなったものの、おそらく課長クラスが限界で、よほど運が良くなければ部長にはなれないであろう。

となると、課長クラスの中で一定の評価を得ながら少しずつでも給料が上がれば、というところか。賃金テーブルが公開されているので、どの位もらえるかは想像できるのが悲しいところ。

転職する

今までに数回転職しているが、40代に入ってから高給を得るために転職するのは得策ではないだろう。自ら希望するのではなく競合他社や人脈ネットワークから引き抜かれるくらいじゃないと動けない。

が、残念ながら今のところヘッドハンティングの声は掛かっていない。まあ、そんなものであろう。

ポートフォリオワーカーを目指す

現実的なのがここか。仕事だけでなく、仕事以外のところで自分の居場所を作りつつ、自己投資をしつつスキルアップを図っていく。

具体的に学ぶべきスキルとしては、その業界のみで通用する専門知識を身に付けてコンサルタントのような仕事を続ける手もあるだろうが、どの業界でもある程度通用するマネジメントやマーケティングなどの手法的なものも身に付けたい。が、この領域こそマッキンゼーやBCGといった戦略コンサルティングファーム出身者の独壇場であろう。

とすると、今の仕事の延長でセミナー講演などで講演料を稼ぎつつ、副業でアフィリエイトで少しでもいいから収入を増やすのが得策。

節約と投資が最強か

が、すぐに出きることは無駄な出費を控えて貯蓄すること。これだけは間違いないようである。

浮いたお金を比較的安全な国内または海外インデックスファンドやETFに積立投資する。これがすぐにできて確実で堅実なルートか。

やはり節約、貯蓄、投資これに勝るものはない。

まとめ

偶然にしてもタイミングが恐ろしいのだが、最近読んだ外山滋比古氏が唱える「人生二毛作」と言っていることは同じである。

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人生は長くなった。一つのことに縛られず、どうやって長生きする前提での人生を過ごして行くか。

いままでの人類は考える必要がなかったことを考えながら生きていくしかない。

もちろん、交通事故や病気で突然死んでしまうこともあるだろう。が、あくまで統計データを信じるのであれば、平均寿命までは少なくとも生きる可能性があるとの前提で人生を設計するのが正解だろう。

にしても、40過ぎてまだ人生の半分も生きていない、という時代になるとは思いもしなかった。

これを災難だと捉えずに、人生を楽しむ時間が増えるんだと前向きに捉える精神構造になりたいものである。

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