読書「3億円つかって分かった資産の作り方」(鬼頭宏昌)

本を借りるとき「3億円つくって」だと勘違いしていて、図書館に届いたら「3億円つかって」だったという本。

勘違いはさておき、お金使うことで資産の作り方が分かる、とはどういうことなのか興味を持ちました。

 

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資産価値が落ちないものを選ぶ

副題に「フェラーリはクラウンより安い」と書いてるの見て、ああ、資産が目減りしないものを買って売るパターンかな、と思ったらその通りでした。

資産価値が落ちないものを選び、売ることで資産を築いていく。わらしべ長者的な発想で段階的に資産を増やせると。

簡単にまとめるとそうなのだが、車だとヴェルファイア、家だと駅近くのマンションなんかが例に出ていた。

極めて話を単純化するために、現金一括購入、手数料無視、現金一括売却を前提にしているのだと思うが、実際には手数料やローンを組んでいると、よほど高値で売れないとイーブンにもならない気がする。

本人も書いているが、基本的に資産価値が減らないものは高額のものが多く、普通の庶民は高額の物を最初に購入すらできないのが現実かと。

また、自分の好きなものと資産価値が高いものは必ずしも一致しない。

資産価値がある車を買って資産にする、というのも良いだろうけど、好きな車に乗る人生もありだろう。

自分なりの尺度を持ってものを選べば良いのだが、それがまた難しい。この手のことにはセンスがないと分かっているので、よほど得意な分野以外は手をだすべきではない。

 

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借金で時間を買うという発想

借金すること自体は決して悪ではない。

浪費ための借金ではなく、時間を買う投資的な発想が必要。お金を貯めてから買うのが堅実に見えるが、結果的には時間もお金も損している。

自営業者よりもサラリーマンの方がお金を借りやすい。銀行としては毎月確実に返済してくれる人がありがたいから。

なので、資産を作りたいなら借金を恐れすぎないことも必要。サラリーマンとしては難しい考え方ですな。

 

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最後は人

本当に有益な情報は本やwebに転がっていない。人との繋がりの中で、それぞれが持つ得意分野の情報が集まるようになる。

かといって人脈作りのためにと異業種交流会などに参加する必要はない。仕事の中で少しずつ繋がって行ったり、本当に会いたい人がいれば、手紙を書いたり直接会いに行けばいい。

そして、自分より年上の偉い人に会ったときには、とにかく相手の話を聞いてにこやかに頷いていれば気に入られる。

年配の方は自分のことを話したがるし、可愛い若者が好きなものなのである。

 

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まとめ

そんなに目新しい発見があるわけではない資産構築方法でした。資産価値が目減りしないものを買って売っていく。簡単に見えてこれほど難しい手段はない。

著者は親から継いだ自営業者なのでできるこも多く、普通のサラリーマンがまったく同じことをやるのは不可能である。

ただ、物事の考え方は参考になる部分があり、そこは自営業でもサラリーマンでも同じはず。

何に対して、どのようにしてお金と時間を投入して資産を作るのか、参考になる考え方が示されていた。

株式投資にしても土地投資にしても、自分が知っている分野で勝負していくことが大切。甘い言葉に乗って失敗する愚を犯すのは避けたいところであり、これは資産を持っている人でも同じなのである。

 

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