息子を中学アメフト部に入れようと思ったが日大のプレイを見て辞めることを決意した話

雑記
skeeze / Pixabay

中学と言えば勉強は当然のことながら部活動にも精を出すお年頃。学校でも9割以上がなんらかの部活に入っているとのことで、息子も部活探しを始めていた。

小学校低学年のときにやっていたテニス、高学年のときにやっていた野球が候補に上がっていたが、中学にしては珍しくアメフト部があり、気になっていた。

関西でアメフトといえば関西学院大学。甲子園ボウルで何度も優勝している強豪で、大学も甲子園も近いので、早稲田大学vs関西学院大学の甲子園ボウルを観戦したりして、アメフトも面白いなと思っていた。

顧問の先生からも勧誘されていたらしく、息子の気持ちもアメフトに傾いていた。

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コンタクトスポーツと怪我の怖さ

アメフトは面白そうなのだけど、親として心配なのは怪我。

どんなスポーツでも怪我は付き物だし、わたしもバスケで何度も怪我したことはある。が、アメフトやラグビーといった身体の接触を前提としたコンタクトスポーツとなると、怪我の頻度や度合いがバスケや野球とは桁違いに上がることは間違いない。

本場アメリカではアメフトによる脳への影響や後遺症についても話題になっており、NFL選手も「息子にはアメフトをやらせたくない」などと語る始末である。

米アメフト選手の99%が脳障害 米国最大人気スポーツに再び衝撃
米のアメリカンフットボールリーグ「NFL」の選手が、プレー中の衝突やタックルで受ける脳のダメージが社会問題になっているが、元NFL選手のなんと99%が脳に重大な障害を負っていることがわかった。米ボストン大学の研究チームが死亡した選手たちから提供された脳のサンプルを分析、米医師会誌「JAMA」(電子版)の2017年7月2...

 

でも、このような事例を踏まえ、きっとアメフト自体も変わっていくだろうし、学校側も危険なことは避けてくれるのではないか、と期待して、息子がやりたいというなら無理に止めないつもりでいた。

 

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アメフトというスポーツ

しかし、そこに恐るべきニュースと映像が流れてきた。

関学戦での日大フェニックスDLによるレイトヒット&アンスポ(暴力行為)とその対応について - RED ZONE
Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook) 今回は、先日行われた関西学院大学ファイターズvs日本大学フェニックスの試合のあるプレーについて書きたいと思います。 引用:

 

それは関西学院大学と日本大学のアメフトの試合。

関西学院大学のQBがボールを投げた数秒後に明らかに故意にタックルする日大の選手の姿。しかも、一度ではなく何度も。

目を疑った。ルールの中での激しいプレイや、勢いが余ってしまってのファウルではない。どう見ても故意であり、相手を怪我させて破壊することを目的としているように映る。

ファウルを取られ、その後、この選手は別のプレイで退場になるようだが、そもそもこの一発のプレイでは退場になっていない。サッカーのレッドカードや野球での一発退場は存在しないのか。

試合後、日大の監督は「あれぐらいやっていかないと勝てない」と擁護するような発言をしている。

信じられない。

関西学院大学と日本大学といえば大学最高峰のアメフトチームであるはずである。中学生・高校生の憧れであり、手本となって欲しい人たちである。

その人達が、このような殺人的なプレイをし、監督はそれを擁護する。いや、むしろ監督の指示だった可能性すらある。

まだ大人になったプロプレイヤーが生活を掛けてやるのなら、ほんの少しだけ理解できる。しかし学生スポーツである。学生スポーツをやっていたが、相手を破壊し、勝つことだけを目的とすることなんて教わってなかったし目指していなかった。

アメフトってこんなスポーツだったのか。自分の学校ではきちんと教えていても、相手チームにこんなプレイをされても止める術がないスポーツなのか。相手に敬意を払わずに怪我させて破壊していいのか。

もちろん、多くの人は礼儀正しく、このようなプレイをしないだろうと思う。現に私の友人でアメフト部出身者はみないい人たちである。そして、多くの人が憤ったからこそ、この件がニュースでも取り上げられ、私の耳にも入ってきたのだと思う。

でも、もうこんなプレイを見てしまったら、とてもではないが息子をアメフト部に入れる気は起きない。今回、関学のQBは後半からプレイに戻れたみたいであるが、一歩間違えば大怪我になったであろう。

こういうことが起こり得る、と知った上でアメフト部に入部させ、その後こんなプレイで大怪我を追ったりしたら、間違いなく後悔する。だから息子にはアメフト部を辞めるように伝えた。もちろん、この動画を見せて。

 

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さようならアメフト

男たちが肉体を鍛え、頭脳を使い、全身全霊をかけて戦う姿を見るのは勇ましく、憧れもあり、生で観戦する試合は迫力があって楽しかった。

自分では経験がなかったが、少し足を踏み込んでみようかと思ったが、もう二度と近寄ることはないだろう。

さようならアメフト。もう甲子園ボウルを観戦することもないだろう。