BMWの中古車はなぜ安いのか。マーケティング視点で考えてみる

相変わらずのBP難民っぷりを発揮していますが、今回は視野にドイツ車御三家とレクサスといいう高級車市場を視野に入れてみたいと思います。

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ドイツ車御三家とは

ドイツ車御三家といえば、メルセデスベンツ、BMW、アウディです。国産で対抗できるのはレクサスしかないでしょう。

メルセデス・ベンツ日本 オフィシャルサイト
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この4社の車を新車で買える富裕層の人は除くと、たいていのサラリーマンは中古車での購入が視野に入るのではないでしょうか。

新車ではほぼ同じ価格帯で販売しているにもかかわらず、中古車の価格で比較すると4社で価格差が出てくることが分かりました。

いわゆるDセグメントと呼ばれる4人乗りセダンで考えてみると、この4社ではBMWの価格が安いのです。ベンツCクラスのほうが登録台数が多いのに。

http://www.jaia-jp.org/transition-files-japanese/Model_fy.pdf
参考;外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移

 

受給バランスの問題

では、なぜBMWの中古車が安いのか、マーケティング視点で考えました。

偉そうなことを言っても答えは簡単。

需要と供給の関係で、安くしないと売れないから。ただこれだけでしょう。

商売の基本は安く仕入れて高く売る。高く売れるものであれば高く売った方が売上も利益も確保できます。

しかし、世の中には競合他社も存在し、価格に対する価値、いわゆるコストパフォーマンスがシビアな人が増えています。

自分が売りたい価格で売れれば理想的ですが、そうならなければどうするか。単純に値下げしてでも売ることです。

新車であれば最近は需要を予測しながら先行生産しつつ、受注生産を行っていて、工場内に在庫を持つことは減ってきています。

しかし、中古車は常に在庫です。駐車場の場所は取るし、簡単な清掃やメンテナンスも必要でしょう。

となると、売れる中古車は売れるが、売れない中古車はずっと残って在庫を圧迫する。となると、値段を下げてでも早く売りたい。となります。

BMWは他社に比べると価格の下落が激しい。新車価格から見るとお買い得感がありますが、一方ですそれは新車を買ってますリセールバリューが低く、車自体の価値が低いとマーケットが判断していると考えられます。

はっきりと原因が分かる訳ではありませんが、推測はできます。

それは、出てる中古車の数に比べて人気がないから。

身もふたもない話ですが、そういうことなのでしょう。人気があるのなら価格が上のまま止まるはず。

BMWだけが特別故障しやすいかどうかは統計情報がないため定かではありません。

となると、単に人気がないだけ。しかし新車登録台数は他社に比べて引けを取らない。ここにトリックがありそうです。

 

新古車の数が多い模様

BMWの新古車に関するこんな記事がありました。

BMWもまさかの激安ぶり! なぜ今新古車が安いのか | 自動車情報誌「ベストカー」
「車を買う」といえば、新車あるいは中古車を買うのが一般的だが、その中間と言える存在が登録済未使用車、俗にいう新古車だ。文字通りディーラーが登録だけ済ませた車両で、走行距離は僅か数十km程度。それでいて価格は新車と&

なるほど、新車登録台数を増やすためにディーラーが登録だけしておいて中古車市場に流している、と。

ディーラーとしてはメーカーからのインセンティブがもらえるので中古車に流しても痛くも痒くもないのですね。

で、中古車としての在庫も持ちたくないので安い値段で流す。すると、普通に乗ってて売ろうとするオーナーはこの新古車より安い値段でしか買ってもらえない。

それでどんどん値落ちしていく、という循環を辿るということですね。

ベンツもアウディも展示車やデモカーを新古車として売っているのは見かけますが、このように取りあえず登録しただけの新車が中古車として出回るというのもすごい話です。

新古車を買う側からすれば、ほぼ新車同然の車を新車より安く買えるのですから、お得な感じはします。

一方、新車で買って早いタイミングで売ろうとしても買取価格が安いのでリセールバリューは悪い車だと考えることもできます。

まとめ

BMWは新古車と中古車が全体的に安いので、買う側からすればお得な買い物ができます。もちろん、すぐにいいクルマが出てくるとは限りませんが。

一方、新車で買って売ることを考えている人からすると、買取価格が安くなりリセールバリューが悪くなるので、あまりBMWはお得と言えないかもしれません。

新車市場よりも中古車市場のほうが需要と供給のバランスで価格が決まります。中古車市場も見ながら、車の買い替えを選んでいこうと思うのでした。