「ポン・デ・リング揚げてますか?」にみるコミュニケーションの断裂

Donuts 雑記
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会社の帰りにテイクアウトでドーナツを買おうとミスタードーナツに立ち寄った時、コミュニケーションの難しさを実感するシーンに出会いました。

 

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相手に意図を伝えるということ

ミスタードーナツでドーナツを買っているとき、隣のレジで会計している若いカップルの女子が店員に質問していました。

「ポン・デ・リング揚げてますか?」

このときポン・デ・リングは店頭のトレーにはなく売り切れ状態。

それを確認した店員さんはバックヤードで何かを確認して戻ってきました。

「もうしばらくかかりそうです。」

すると、件の女性は再び

「ポン・デ・リング揚げてますか?」

と発言。

今度はバックヤードから調理担当の男性が出てきました。

「いまから揚げますので、出来たてをご用意できますが」

それを聞いた女性からの一言が

「そうじゃなくて、ポン・デ・リングは油で揚げてますか?」

調理担当の男性

「ここのドーナツはすべて油で揚げてます」

ドーナツなんて基本は油で揚げているなんて当たり前じゃないか、焼きドーナツや生ドーナツ食べたければ専門店に行けばいいのに、そんなに油物に気を使うレベルでは…

などツッコミどころは多々あるのですが、コミュニケーションの断裂はここまで来たのかと実感したのです。

 

コミュニケーションとは何か

コミュニケーションとは自分が伝えたいことを確実に伝え、相手が伝えたいことを理解すること、だと思います。

今回の件は、若い女性は最終的に伝えたいことを伝えましたが、最初は相手に意図が伝わっていませんでした。

女性は、どうして分かってもらえないんだろう?という顔をしながらイライラしていました。

おそらく、店員さんも若い女性と一緒にいた男性も私も「(いま)ポン・デ・リング(を)揚げてますか?」と理解していたのでしょうか。

彼女は「ポン・デ・リング(は油で)揚げて(いるものです)か?」と聞きたかった。

日本語は主語や助詞を省略することが可能で、それでも相手に意図を伝えられる言語です。

おそらく英語では今回のような誤解は起こらないでしょう。

日本語だから起こりえたコミュニケーションの断裂なのでしょうが、短く最低限の単語だけで伝えようとすると、いつも気の合う友人同士では伝わっても初対面の人には通じないこともある、と理解しておくことが必要でしょう。

まあ、正直、このような日本語の使い手が就職の面接に来たり、部下になったりすると苦労するんだろうな、と思ったのでした。

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