2019年3月30日、第2回なにわ淀川マラソンに参加しました。

今回は自己ベストを目指すのではなく、初めてフルマラソンに挑戦する友人を引っ張り、無事にゴールさせるというミッションでした。
さらに、完走だけじゃなうサブ5は達成したい、という要望もあるのでどうペース配分するかという悩みが。
結果は4時間55分で無事にサブ5を達成。最低限のことはクリアできて喜びもひとしおです。
レース雑感
このレースは天候との戦いでした。起床時の予報では気温は高いものの昼過ぎから雨。会場に到着すると空は厚い雲に覆われ、いつ降ってきてもおかしくない空模様。
ということで、半袖シャツにアームスリーブを装着。帽子とサングラスも不要と判断したのですが、これが裏目に。
スタートから1時間くらい経過後、日差しが出てきて気温が急上昇。アームスリーブ部分は熱くなり、サングラスがないことで眩しさで疲れが増す。このコース、河川敷なので日蔭がないので、常に直射日光にやられることに。
と思ったから30キロ過ぎには予報通りの雨が。一度汗をかいた身体が一気に冷えて体温を奪っていく。これはなかなかキツイ。河川敷という単調なコースなので、余計に天候の変化が身体に染みる。
友人の足も売り切れてしまったようで、30km前辺りから「完走」を諦めて「1キロ歩いて1キロ走る」作戦に変更。これが功を奏したのか、二人で他愛もないことを話して走っていると何とかゴールに到着。
4時間55分は過去のフルマラソンのタイムでは一番遅いタイム。知り合いからは「5時間のLSDお疲さま」と言われたが、まさにその通り。普段の自分一人のレースより疲れましたが、よいトレーニングになったと思うことに。
この大会の良いところ
走り終わってみて、この大会の良いところと次回出るなら気を付けておきたい点をまとめ。
会場が駅から近い
阪急南方駅、地下鉄西中島南方駅から徒歩5分。スタート地点まで近いというのは、レース前も余裕ができるし、レース後もすぐ帰れるのでとても良い。
多くのレースが交通規制の関係からか9時スタートの中、なにわ淀川マラソンは10時スタート。朝ゆっくりできる。
ゼッケンは事前郵送か当日受付だが、当日受付もスタート15分前まで可能で、混雑もしてなかったので1000円払って事前郵送より当日受付の方がよさそう。
大型の都市レースだと荷物預けやスタートライン整列が早く、待っている間に身体が冷えてしまうので、このゆっくりな感じがとてもいい。
コースがフラット
河川敷を折り返すコースなので基本的にアップダウンはほぼゼロ。基本はどフラットなコース。
ただ、むしろ少しはアップダウンがあった方が足で使う筋肉が変わるので走りやすい、という気もするので、そこは好みかな。
この大会に出るなら知っておきたい点
エイドの食べ物は少ないので自分で持っていくべし
エイドではスポーツドリンクと水が基本で、ドライフルーツやどら焼きなどの食べ物が少し。
が、折り返しコースのためか、終盤は食べ物がほとんどありませんでした。「あそこに行けばドライフルーツがあるはず」と思って走ったのに無くてちょっと愕然とすることも。
ちゃんとジェルやスポーツ羊かんなどの補給食を持って行くことをおすすめします。
砂利道も走り日陰はない
コース中に砂利道部分があり、あまりスピードを出してソールが薄い靴で突っ込むと痛そうです。
今回はナイキのズームフライフライニットで厚底ソールだったことと、ペースがゆっくりだったので、そこまでダメージは負いませんでしたが、ターサーなどの薄いソールではつらいコースかも。
また、日陰がまったくと言っていいほどないので、今回のように雨ではなく晴れや曇りならサングラスや帽子は持っていったほうがよさそう。
大会の参加賞
参加賞はTシャツ、完走後はすぐに完走証を印刷してもらえます。
完走タオルはもらえません。また会場にシャワーもないので大判のウェットシートと身体を拭くタオルを持参することをおすすめします。
レース後のお楽しみ
レース後は南方にも銭湯はあるけれど梅田まで御堂筋線で移動してお風呂に入ってからご飯を。
レース後はお風呂に入って日本酒で完走お疲れ会。伯楽星や赤武とともにタンパク質をたっぷり補給。それにしても、走った後の風呂とお酒はどうしてこんなに美味しいのでしょうか。
お酒を美味しく飲むために走っていると言っても過言ではない趣味ですが、果たして健康なのかと聞かれると、きっと不健康なのでしょう。不健康ばんざい。
まとめ
淀川河川敷をひたすら走るフルマラソン。
コースは日陰もないし砂利道もあるし単調だし、となかなかフルマラソンのコースとしては簡単ではありません。しかし、雨の中でもレインコートを着てスポーツドリンクや水を補給して、応援までしてくれる温かい大会でした。
大阪の中心地である梅田からすぐ、さらに最寄り駅からスタート地点も近く、気楽に出場できるローカルフルマラソンの大会としては、とても良い大会だと思います。
近年は大型都市マラソンがたくさんありますが、こういう小さな地元の大会も大切にしたいものです。ああ、楽しかった。