【読書】お金の教育がすべて。7歳から投資マインドが身につく本(ミアン・サミ)

人生を幸せに生きていくにはどうすればいいのか。勤勉に働くことがすべてではなく、お金の本質と知り、向き合っていくことが大切である。だから子供の頃からお金の勉強をすべきなのだとか。

ファイナンシャルリテラシーが大切である、ということ自体は同意できるが、では本書を読んでファイナンシャルリテラシーが身に付くのかというと、その点は疑問が残ります。

労働するのではなく投資家になることがファイナンシャルリテラシーというが、そもそも投資先の企業なりサービスでは、必ず人や機械やコンピュータが存在して何かを生み出している。

自分は投資だけすればいい、などという発想が理解に苦しむ。では、どうやって投資先を見つける?自分が好きな製品の株だけ買えばいいの?みたいな貧弱な発想になってしまいそうだ。

若いころから身に着けておくべきことは、複利の考え方やローン・キャッシングという借金ときの考え方であり、女子高生に株価チャートやローソク足の見方を覚えることはファイナンシャルリテラシーでも何でもない。もっと大学生になるに向けて勉強しておくべきことが山ほどあるはずです。

さらに、仮想通貨やデイトレードの話が出てきたと思ったら、著者が主催する「お金の学校」への勧誘でした。月額4,800円が高いか安いかは受けた人次第なのでしょうが、そのお金を書籍に回すか、全額積立投資に回した方がファイナンシャルリテラシーがありそうです。

つまり、この本はファイナンシャルリテラシーがある人かどうかを見分けるためのリトマス試験紙のような役割を果たしてくれると思います。

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